特急電車とローカル線を乗り継ぎ、ホテル最寄の穂高駅に到着しました。都会とは違って空気が澄み、時間がゆっくり流れてるように感じました。

　まずは駅から程近い、穂髙神社へ歩いて向かいました。交通安全や商売繁盛のご利益があり、パワースポットとして知られています。旅の安全祈願を込めてお参りしてきました。（詳しい情報は下記参照）

　穂髙神社をお参りした後は駅まで戻り、ホテル直行の無料シャトルバスで向かいました。

　「落ち着いているけれど、温かみのある施設なので、若い人から年配の人まで、誰でも入りやすい雰囲気があるね」と、おばあちゃんも気に入ってくれたようでした。

　フロント横の売店には、信州の特産品から工芸品まで数多くのお土産が揃っていて、チェックインを待つ間に子供たちは大興奮でした。

　まずはみんなでおじいちゃん・おばあちゃんが宿泊するメゾネットスイートへ。「こんな広いお部屋は初めて！」と2階建ての造りに子供たちもおおはしゃぎ。部屋に入ってすぐに室内探検が始まりました。

　客室内の大きなキッチンを見たおばあちゃんからは、「のんびりと長期滞在の利用をしてみたいね」と、早くも次の旅行の希望が。

　次は、私たち家族が宿泊するスーペリアファミリーへ。子供たちは遊び盛りなので、駆け回れるほど広い和室があるのはホッとしました。

　まずはホテルおすすめのドリンクで乾杯。今の季節は安曇野の日本酒「大雪渓」、そしてお酒を飲まない方にはフレッシュな自家製ゆずスカッシュ。大雪渓はサラッとしていて飲みやすかったです。

　季節感のある和食は目にも美しく、旬を感じて楽しめるものばかり。なかでも一段と盛りあがったのは、料理長おすすめの一品『岩魚の塩焼き』でした。インパクトのある塩焼きに子供たちも「絶対にこれ食べる！」と目をキラキラさせていました。普段は食べる機会がない一品に、私たちも大満足。「柔らかくておいしいね」とお酒も進みました。

　安曇野の山々を見渡せるテラス席はホテルおすすめの空間とのこと。標高が高いこともあり、少しひんやりしましたが、清々しい空気のなかで食べる朝食は格別。普段朝ごはんを食べないおじいちゃんがこの日はたくさん食べていて、おばあちゃんが驚いていました。

　敷地内にはちょっとしたわさび棚や、運が良ければ雲海も見られる散策コースがあると聞き、二人は食後のお散歩へ出かけました。鳥のさえずりを聞きながら、「歩いているだけで日頃のストレス解消になる」と散策を楽しんでいました。

　さらに、敷地内に点在しているコテージが気になったようで「今度は子どもたちがどんなに騒いでも大丈夫なコテージが良いかもね」と二人で話していました。