蓼科はとても自然が美しく、空気が美味しいと感じました。ホテルに入ると白を基調とした開放的なロビーが目に入り、教会がある高原リゾートにぴったりの雰囲気だと思いました。チェックインを待つ間、両親は情報誌を片手にひとやすみ。周辺の観光情報や蓼科高原の四季折々の美しさを知ることができたようです。

チェックインのあとは宿泊するお部屋へ。リニューアルしたのは客室内だけではなく、廊下を含めたフロア全体だったので驚きました。

さらに2階と３階でそれぞれコンセプトが異なっていて、2階は「ヴェール」という木の温もりが感じられる緑を基調としたお部屋、3階は「シエル」という青を基調とする落ち着いた雰囲気のお部屋でした。どちらも素敵なお部屋だったので「どっちが良いかな〜」と両親と話し合った結果、私たちは2階の「ヴェール」に宿泊することにしました。窓からは美しい女神湖を望むことができ、リラックスして過ごすことができました。また、3階の「シエル」に宿泊した両親も「とても落ち着く部屋だったよ」と気に入ってくれたようでした。

次々と運ばれてくるお料理はどれも美味しいものばかり。私とお義母さんはオマール海老の前菜が、お義父さんは熟成された生ハムがお気に入りと、会話も弾みました。この日のメインディッシュは蓼科牛のサーロインステーキ。初めて食べる蓼科牛は柔らかく、旨味が凝縮されていて全員が“美味しい”と絶賛していました。付け合わせのフォアグラには、少し酸味のあるビーツのソースが添えてあり、さっぱりといただきました。

食事が一段落したところで、スタッフさんにこっそりお願いしていたサプライズデザートの登場です。両親と妻、それぞれにメッセージを書いたデザートプレートを用意していただきました。3人ともびっくりしてくれて、サプライズ成功！とても嬉しかったです。

「結婚4年目記念に付き合ってくれてありがとう」と話をしているうちに、なんと両親も今年で結婚40周年という節目だったことがわかりました！みんなアニバーサリーになったね、とお互いに感謝の気持ちを伝え合う、貴重なひと時を過ごすことができました。

翌日は女神湖周辺の散歩からはじまりました。この日は天気が良く、爽やかな朝の空気の中で湖の周りを歩くのは気持ちがよかったです。

植物が好きなお義母さんは珍しい植物を見つけて楽しみ、妻もきれいな空気のおかげでリフレッシュになったと嬉しそうでした。

少し歩いた先にある桟橋は絶好のフォトスポットで、湖面に周囲の景色が反射する美しい光景を眺めることができました。

散歩のあとは、2016年に新しくオープンしたというバイキング会場で朝食です。明るく綺麗な店内には、種類豊富で美味しい朝ごはんが並んでいました。散歩の後だったので、ごはんもより美味しく感じられ、少し食べ過ぎてしまいました。

朝食のあとは、部屋でくつろいだり、売店でお土産用の信州林檎のお菓子を購入したりと、チェックアウトの時間までゆっくりと過ごしました。